
悩む女性「年収500万くらいの普通の人でいいんだけど、それって高望みなんですか?」
この「普通でしょ?」が、婚活で一番すれ違う言葉です。
\最初に結論/
先に結論を書きます。答えは「誰を数えるか」で3倍以上変わります。男性の給与所得者ぜんぶなら51.0%、婚活で実際に会う25〜34歳の未婚男性なら15.1%です。
どちらも本当の数字です。でも、あなたが知りたいのは後者のはずです。
この記事では国税庁と総務省の元データを僕が自分で集計して、次の4つに答えます。
- 本当に一握りなのか(分母つき)
- あなたの地域なら100人中何人か
- 条件を下げると候補は何倍か
- 結婚したら生活はどうなるか
この記事はデータの話が中心になるので、先に急いでいる人向けのショートカットだけ置いておきます。年収を証明したうえで会える相談所を3つ並べたものです。
根拠になる数字は、この下から順番に全部出します。今すぐ必要ない人は読み飛ばしてください。
参考記事:【3社実体験】IBJ加盟店の大手結婚相談所おすすめランキング10選|2026年9月最新
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婚活ブログを5年運営している僕が、公的統計の原データと体験談をもとに解説します。数字の出どころは全部リンクで置いておきました。
【結論】年収500万以上の男性が一握りかは「誰を数えるか」で3倍以上変わる


「一握りだよ」と言われて納得できないのは、たぶん数字そのものじゃないと思います。誰を数えた数字なのかを、誰も言わないからです。
同じ「年収500万以上の男性」を、3つの分母で並べるとこうなります。
| 誰を数えたか | 500万以上の割合 | 出典 |
|---|---|---|
| 男性の給与所得者ぜんぶ | 51.0% | 国税庁 令和6年分 |
| 25〜34歳の未婚男性 | 15.1% | 総務省 令和4年 |
| 25〜29歳の未婚男性 | 11.8% | 総務省 令和4年 |
同じ言葉なのに51.0%と15.1%で3.4倍。25〜29歳の11.8%と比べれば4.3倍もひらきます。
細かいけれど大事な注意を、先に2つ書いておきます。数字の記事なので、ここをごまかしたくありません。
- 15.1%は所得不詳を含めた分母
- 不詳を除くと15.4%になる
- 国税庁のほうは「500万円超」
就業構造基本調査には、収入を答えなかった人(所得不詳)が25〜34歳の未婚男性で約6.7万人います。分母に含めると15.1%、除くと15.4%です。
このあとの地域別と倍率の表は、都道府県データの作りに合わせて「所得不詳を除いた」15.4%を基準にしています。数字が少しズレて見えるのはそのためです。
あと、国税庁の階級は「500万円超」、就業構造基本調査は「500万円以上」です。境界が違うので、2つを並べるときは目安として見てください。
男性全体で見れば51.0%いる


国税庁の令和6年分(2024年分)の調査を見ます。1年を通じて働いた男性の給与所得者は2,925万人です。
このうち年収500万円を超えているのは51.0%でした。
半分います。この数字だけ見れば、たしかに「普通」に見えます。
ただ、この2,925万人には50代も60代も、既婚者も全部入っています。婚活で会う相手だけを数えた数字ではありません。
ちなみに男性の平均給与は587万円ですが、平均は高年収の人に引っ張られるので実感とはズレます。
25〜34歳の未婚男性なら15.1%


総務省の令和4年就業構造基本調査から、25〜34歳の未婚男性(働いている人)だけを抜き出すと、年収500万円以上は15.1%です。
100人に15人。10人に1〜2人という感覚です。
年齢を分けると、もっとはっきりします。
| 年齢 | 未婚男性のうち500万以上 |
|---|---|
| 20〜24歳 | 2.1% |
| 25〜29歳 | 11.8% |
| 30〜34歳 | 20.2% |
| 35〜39歳 | 23.4% |
20代前半だと2.1%です。この年齢帯で年収500万円の男性を探すのは、正直かなり厳しいです。
逆に35〜39歳まで広げると23.4%まで上がります。30代後半は、実は30代前半より当たりが多い年代です。
もうひとつ大事なのは、25〜34歳の未婚男性の年収の中央値は300万円台だということ。6割以上が年収400万円未満です。
なぜ51%と15%に分かれるのか


差の主な理由は、数えている人が違うことです。大きいものから2つ挙げます。
- 年齢:50代男性の平均は700万円台
- 配偶関係:既婚のほうが年収が高い
年齢の影響が一番大きいです。50代を混ぜれば、それだけで全体の割合は跳ね上がります。
配偶関係も効きます。30〜34歳だと、男性全体では33.5%なのに未婚男性だと20.2%です。
ただ、正確に言うとこの2つは別々の調査で、測っているものも違います。ここは正直に書いておきます。
| 調査 | 何を数えているか |
|---|---|
| 国税庁 民間給与実態統計調査 | 民間の事業所が払った給与。公務員は入っていない |
| 総務省 就業構造基本調査 | 本人が答えた「主な仕事からの年間収入・収益」。自営業の収益も入る |
公務員が入っていないぶん国税庁の数字は下がる方向に、自営業が入るぶん就業構造基本調査は広がる方向に効きます。厳密に同じものを比べているわけではありません。
それでも、51.0%と15.1%の差の大部分は年齢と配偶関係で説明がつきます。「45%もいる」と書いてある記事と「11%しかいない」と書いてある記事は、どちらも嘘ではありません。
婚活の話をしているなら、見るべきは後者です。



数字を見たとき「で、それ誰を数えたの?」と一回止まるだけで、だいぶ騙されにくくなります。
あなたの条件は夢見すぎ?年齢と地域で判定する


さっきの15.1%は、あくまで全国平均です。あなたが今どこに住んでいるかで、この数字は約7倍ひらきます。
東京30.5%、秋田4.3%で7倍差


同じ就業構造基本調査を都道府県別に集計すると、25〜34歳の未婚男性で年収500万円以上の割合はこうなります。
| 地域 | 25〜34歳の未婚男性で500万円以上 |
|---|---|
| 東京都 | 30.5% |
| 神奈川県 | 20.3% |
| 愛知県 | 17.1% |
| 大阪府 | 15.6% |
| 全国 | 15.4% |
| 宮城県 | 8.4% |
| 福岡県 | 5.6% |
| 秋田県 | 4.3% |
東京と秋田で約7倍です。全国平均と比べても、東京は約2倍あります。
47都道府県を全部計算して分かったことも書いておきます。
- 全国平均を超えるのは6都府県だけ
- 2位は三重県(20.4%)で神奈川より上
- 福岡県は5.6%で39位
三重県が2位なのは意外だと思います。都会かどうかではなく、その土地にどんな産業があるかで決まっている、というほうが実態に近いです。
福岡は九州の中心ですが39位です。「地方=低い、都市=高い」で片づかないので、自分の県の数字は自分で見たほうがいいです。
ひとつ注意です。都道府県別は標本調査からの推計なので、対象者が少ない県ほど誤差が大きくなります。0.1%単位の差に意味はありません。
つまり「年収500万以上なんて高望みだよ」と言われるかどうかは、あなたの努力でも運でもなく、今いる場所でだいたい決まります。
地方に住んでいて条件を通したいなら、相手の勤務地を広げるか、自分が動くかのどちらかになります。
5歳違うだけで約2倍になる


年齢のほうも、もう一度見ておきます。25〜29歳は11.8%、30〜34歳は20.2%、35〜39歳は23.4%でした。
割合だけでなく人数でも見ておきます。25〜29歳だけに絞ると該当者は約25.9万人ですが、25〜34歳まで広げると約55.2万人になります。
つまり対象年齢を5歳広げるだけで、候補はおよそ2.1倍です。これは割合の比ではなく、実人数で計算しています。
「できれば同い年か年下がいい」という条件を「3〜5歳上まで」に広げるだけで、これだけ変わります。
30代後半の人は逆の読み方をしてください。35〜39歳は23.4%で、25〜29歳の2倍います。年下を切らないほうが損をしません。
年齢の条件は、たぶん一番コスパよく緩められるところだと思います。
あなたの地域なら100人中何人か


ここまでの数字を、100人あたりに直しておきます。
- 東京都なら100人中およそ30人
- 神奈川・愛知なら17〜20人
- 全国平均なら100人中およそ15人
- 宮城県なら100人中およそ8人
- 秋田・山形・岩手なら4人前後
どれも25〜34歳の未婚男性で、働いている人のなかの割合です。
都道府県別は25〜34歳をまとめた数字しか公表されていません。年齢を細かく割った地域別データはないので、ここは目安として読んでください。
30代後半の人は、この数字を少し上乗せして見てください。全国だと25〜34歳の15.1%に対し、35〜39歳は23.4%です。
再婚の場合も基本の数字は同じです。ただ相手の年齢帯が上がるぶん、該当する割合は上の年代の数字に近づきます。
ただ、これは自己申告ではなく統計上の実数です。アプリのプロフィールに並ぶ「年収500万〜700万」は、この割合より確実に多く見えるはずです。
条件を1段下げると、候補は何倍に増えるのか


「条件を下げましょう」とだけ言われても、どれくらい得するのかが分からないと動けないと思います。
なので、下げ幅ごとに候補が何倍になるかを計算しました。
400万円以上にすると候補は2.3倍


25〜34歳の未婚男性(全国・有業者)の所得分布から計算すると、こうなります。
| 条件 | 当てはまる割合 | 倍率 |
|---|---|---|
| 年収500万円以上 | 15.4% | 1.0倍 |
| 年収400万円以上 | 34.9% | 2.3倍 |
| 年収300万円以上 | 62.4% | 4.1倍 |
100万円下げるだけで、候補は2.3倍になります。
400万円台のゾーンに25〜34歳の未婚男性の19.5%がいるからです。ここを拾えるかどうかで倍以上変わります。
ちなみに一番人が多いのは300万円台で27.5%。500万円のラインは、最も人が多い層から2つ上に引かれています。
逆に600万円以上まで上げると6.7%まで落ちます。100万円上げるだけで半分以下です。
待つより動くほうが早い理由


条件を緩める以外の手も、倍率にすると比べられます。
- 年収を400万円以上に下げる:2.3倍
- 年齢を5歳上まで広げる:2.1倍
- 東京都で探す:約2.0倍
ただし「東京都で探す」の約2.0倍は、全国平均と比べた数字です。すでに都内にいる人には効果がありません。
東京・神奈川・埼玉・千葉をまとめた1都3県だと23.4%で、全国平均の約1.5倍です。都内だけが飛び抜けています。
秋田から東京なら約7倍になりますが、引っ越しは条件を1つ緩めるのとは負担がまるで違います。同じ土俵の選択肢ではない、とだけ言っておきます。
地方に住んだままできることもあります。相手の勤務地を隣県まで広げる、転勤で来ている人を対象に入れる、オンライン面談に対応した場を使う、あたりです。
あと、数字だけ見ると「相手が歳を取るのを待つ」が一番ラクに見えます。でも実際は、待っている間に自分も5歳ぶん歳を取ります。
婚活での自分の条件は、待っている間に良くはなりません。動かせるものから動かすほうが現実的です。
年収より先に外していい条件


よく「条件は掛け算だから、重ねるほど候補が減る」と言われます。ただ実際に計算してみたら、そこまで単純ではありませんでした。
就業構造基本調査は学歴も一緒に集計できます。25〜34歳の未婚男性で「年収500万円以上かつ大卒以上」を出すとこうなります。
| 条件 | 当てはまる割合 |
|---|---|
| 年収500万円以上 | 15.4% |
| 大卒・大学院卒 | 53.5% |
| 両方に当てはまる(実測) | 12.3% |
| 掛け算で計算した場合 | 8.2% |
掛け算なら8.2%になるはずが、実際は12.3%あります。年収と学歴に強い相関があるからです。
言いかえると、年収500万円以上の男性のうち約8割は、すでに大卒以上でした。
なので大卒の条件を外しても、候補は12.3%から15.4%に増えるだけです。25%しか変わりません。
外して効くのは年収そのもののほうです。400万円以上まで下げれば15.4%から34.9%で、2.3倍になります。
では何から外すか。年収と関係が薄い条件のほうが、外したときによく効きます。
- 身長170cm以上
- 同い年か年下
- 実家との距離・同居の有無
この3つは年収とほとんど連動しません。だから外したぶんがそのまま候補の増加になります。学歴より先に、こちらを見直してください。
参考記事:【経験談】逃しちゃダメな結婚すべき男の条件20選を婚活ブログ歴5年の僕が解説!


年収500万円の男性と結婚したら、生活はどうなるのか


ここは意外とどこにも書いていないので、先に出しておきます。
年収500万円は「勝ち」でも「安泰」でもありません。
額面500万の手取りは390万円


年収500万円は額面の話です。社会保険料と税金を引くと、手取りは年390万円前後になります。
月にならすと約32万円。ボーナスが出る人なら、毎月の手取りはもう少し下がります。
家賃・食費・光熱費・通信費・保険を引くと、自由に使えるのは10万円前後です。裕福ではありません。
共働きなら世帯850万円になる


同じ500万円でも、共働きかどうかで生活は別物になります。
| 組み合わせ | 世帯年収 | 生活の目安 |
|---|---|---|
| 夫500万+妻350万 | 850万円 | 都市部でも子ども1〜2人は現実的 |
| 夫500万+妻150万 | 650万円 | 地方なら余裕あり。都市部はやりくり次第 |
| 夫500万+妻0円 | 500万円 | 都市部で子ども2人はかなりきつい |
専業主婦を希望するなら、正直600万円台からが安心ラインです。
逆に共働き前提なら、400万円台の男性でも生活は成り立ちます。共働き結婚のメリットとデメリットのほうに具体的な家計も書きました。
ここを決めないまま年収の条件だけ上げると、候補を減らすだけで終わります。
経済力を条件にする私はおかしいのか


これは自信を持って言えます。おかしくありません。
国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査に、はっきり出ています。
「いずれ結婚するつもり」と答えた18〜34歳の女性のうち、相手の経済力を気にしている人は91.6%でした。10人に9人です。
ただ、この91.6%は「重視する」36.3%と「考慮する」55.3%を足した数字です。強く重視している人だけなら3人に1人になります。
僕はこの記事で「合算値で大きく見せるな」と書いているので、自分の数字にも同じ物差しを当てておきます。「あまり関係ない」と答えた女性は7.2%(不詳1.3%)でした。
もうひとつ正直に書くと、同じ調査で「重視する」と答えた割合は、経済力36.3%に対して人柄が88.2%です。お金は条件の1つであって、1位ではありません。
ちなみに男性側も、妻に経済力を求める割合が1992年の26.7%から2021年は48.2%まで上がっています。もうお互い様です。



条件を持つこと自体は、責められることじゃないです。問題は条件の中身が現実とズレているときだけ。
年収500万以上の男性は、どの職種にいて、どこで会えるのか


割合がわかったら、次は場所です。
500万円を超えるのはどの職種か


ここは「なんとなくITは高い」みたいな思い込みが一番ズレるところなので、実際の数字を出します。
| 職種分類 | 男性の平均年収 | 30代の平均 |
|---|---|---|
| 専門職(コンサル・監査法人) | 667万円 | 698万円 |
| 企画・管理系 | 663万円 | 565万円 |
| 金融系専門職 | 641万円 | 517万円 |
| 営業系 | 510万円 | 528万円 |
| 技術系(電気・電子・機械) | 491万円 | 490万円 |
| 技術系(IT・通信) | 491万円 | 519万円 |
意外かもしれませんが、技術系(IT・通信)の男性平均は491万円で、500万円に届いていません。
「エンジニアなら500万はある」は思い込みです。同じ分類の中でも、プロジェクトマネジャーのような上の職種と、開発の実務職では200万円以上ひらきます。
男性平均で500万円を超えているのは、上の表だと専門職・企画管理・金融・営業の4分類だけでした。
公務員も同じで、安定はしていますが500万円に届くまでは時間がかかります。
あと、職種だけでなく勤務先の規模も見てください。同じ職種でも、大手と中小で100万円以上ひらきます。
参考記事:公務員の旦那がいる友達が羨ましい?30人に奥さんとの結婚理由を取材


アプリの年収自己申告を信じると危険


マッチングアプリの年収は自己申告です。証明書を出す仕組みがありません。
前の職場の年収をそのまま書いている人、額面と手取りを混ぜている人、単純に盛っている人が普通にいます。
統計だと、25〜34歳の未婚男性で年収500万円以上は15.1%しかいません。
でもアプリで「500万〜700万」を選んでいる男性は、どう見てもそれより多いです。この差が、そのままズレです。
参考記事:【婚活中】マッチングアプリ男の年収が嘘だった!?すぐにでも別れるべき理由3選


年収証明が必須なのは結婚相談所だけ


出会いの場を「年収が証明されているかどうか」で分けると、こうなります。
| 出会いの場 | 年収の裏づけ |
|---|---|
| マッチングアプリ | 自己申告のみ |
| 婚活パーティー | 自己申告のみ(一部イベントは証明あり) |
| 職場・趣味の場 | なし(付き合ってから分かる) |
| 結婚相談所(IBJ系) | 入会時に源泉徴収票などの提出が必須 |
IBJは公式サイトで「独身証明・収入証明が必須でプロフィールに嘘がなく」と明記しています。入会の時点で書類を出さないと登録できません。
なので、実在しない年収を書くことはできません。ただ「絶対」ではないので、そこも正直に書いておきます。
- 提出するのは前年の源泉徴収票
- 転職直後は今の年収とズレる
- 自営業は経費を引いた後の所得
つまり盛りはほぼ消えますが、時点のズレは残ります。この記事の最初に出てきた「前の職場の年収をそのまま書いた」と同じ型なので、在籍年数と直近の状況は自分で聞いてください。
では母数はどうか。ここも数字を出しておきます。
| 出会いの場 | 母数 | 年収の確度 |
|---|---|---|
| マッチングアプリ | 数百万人規模 | 低い(自己申告) |
| 結婚相談所(IBJ) | 110,885人 | 高い(書類提出) |
IBJの会員は約11万人で、加盟相談所は4,844社。どの相談所に入っても同じ会員を検索できる仕組みです。
母数の絶対数ではアプリに勝てません。そこは正直に言います。
選ぶ基準は「母数を取るか、確度を取るか」です。年収500万円が条件なら15%しか当たりがないので、僕は確度のほうを取ったほうが消耗しないと思っています。
参考記事:【3社実体験】IBJ加盟店の大手結婚相談所おすすめランキング10選|2026年9月最新


それでも結婚相談所をおすすめしない人


良いことばかり書くのはフェアじゃないので、向かない人も書いておきます。
| こんな人には向きません | 理由 |
|---|---|
| 1年で16万〜68万円を出せない | 無料で始められるアプリのほうが向いています |
| 恋愛の過程をゆっくり楽しみたい | 相談所は3〜6ヶ月で結論を出す前提で動きます |
| 自分のペースだけで進めたい | 担当者から連絡が来ます。うるさく感じるとつらいです |
| まだ結婚するか迷っている | まわりが全員結婚前提なので温度差がしんどくなります |
お金の話も先に出しておきます。ここをぼかされると動けないと思うので。
| 費目 | 相場の幅 |
|---|---|
| 初期費用(入会金など) | 1.5万〜25.2万円 |
| 月会費 | 9,800円〜1.98万円 |
| 成婚料 | 0〜25万円 |
当ブログで比較している大手10社の実際の幅です。1年活動して成婚まで行くと、安いところで16万円前後、高いところで68万円ほどになります。
幅がかなり広いので、金額は必ず入会前に確認してください。10社の費用を並べたものはIBJ加盟店のランキング記事にまとめています。
逆に「年収を盛られたくない」「早く決めたい」「相談しながら進めたい」ならハマります。
僕自身、アプリを5つ回してダメで、最終的に相談所で結婚しました。合う人には本当に合います。
年収500万円の男性と結婚できた女性5名の体験談


年収500万円前後の男性と結婚できた女性5名の話を紹介します。
先に出どころを書いておきます。いずれも、これまで見てきた1,000人以上の相談事例をもとに再構成した話です。個人が特定されないよう、年齢や細部は変えています。
特定の誰かの記録そのままではありません。この記事の前半で「自己申告は疑ってください」と書いた手前、自分の体験談だけ検証しなくていい、とは言えないので明記しておきます。
もうひとつ正直に書くと、5名とも28〜31歳のときの話です。30代後半や再婚で探している人には、年齢の前提が合わないところがあると思います。
その年代の話は別にまとめてあります。30代後半なら38歳独身女性が結婚できた6人の実話、40代ならアラフォーでも結婚できた体験談5選のほうが近いはずです。
アプリ詐称男に半年間騙された話


私はあのとき28歳で、職場には独身の男性がほとんどいなくて、出会いのなさに焦り始めていました。友達が次々と結婚していく中で、深夜に一人でスマホを眺めながら「私だけ取り残されてる」って思って、涙が滲んだこともありました。
そんなとき、マッチングアプリで彼と出会いました。プロフィールには「年収550万円、メーカー勤務、28歳」と書かれていて、写真も清潔感があって、メッセージも丁寧だった。「この人、ちゃんとしてるかもしれない」と思って、期待が膨らんでいきました。
実際に会った彼は落ち着いていて、話を聞いてくれる人で、私の中で「候補1位」に一気に上がりました。
でも、3回目のデートあたりから「ん?」と引っかかるものが出てきたんです。毎回デートは安い居酒屋かファミレス。
誕生日プレゼントもなし。お金の話になるとすぐ話題をそらす。最初は「倹約家なのかな」と思っていたけれど、半年付き合った頃、彼の口から衝撃の一言が飛び出しました。「実は今、無職なんだよね」。
膝から崩れ落ちそうでした。その場ではうまく言葉が出てこなくて、「そうなんだ」とだけ返して、電車に乗って帰った。自分の部屋に入った瞬間、床に座り込んで、声を出さずに泣きました。
「なんで私だけこんな目に遭うの」「好きになりかけてたのに、全部嘘だったの?」って。手が震えて、何もできなかった。



前の職場では年収550万だったから、そのままプロフィールに書いた。嘘じゃないよ。
「嘘じゃない」って言葉が、逆に刺さりました。詳しく聞いたら実際は派遣で年収300万台だったこと、転職活動中でアルバイトを掛け持ちしていること、全部その場で出てきた。つまりプロフィールは「過去の最良の状態」で書かれていたんです。
私は半年間、その幻想に恋をしていた。
それからしばらく、食欲がなくなりました。朝起きられなくなって、化粧する気力もなくて、仕事だけこなす毎日が続きました。傷ついたのは彼への感情だけじゃなくて、自分の目を信じられなくなったことの方が大きかったかもしれません。
「また同じことが起きたら?」って思うと、婚活を再開する気になれなかった。
3ヶ月後、ようやく動けるようになったとき、私は方針を完全に変えました。収入証明書の提出が必須の仲人がつく結婚相談所に登録したんです。入会してみたら、男性会員のプロフィールは源泉徴収票ベースで確認済み。
「この人の年収は本物だ」という安心感の中で会えることが、こんなに楽なのかと初めて知りました。
入会から4ヶ月後に今の夫と出会いました。ITエンジニア、年収520万。見た目は特別じゃないけど、真剣で誠実で、嘘をつかない人でした。
あのアプリの半年間を思うと、「なんであんなに時間を無駄にしたんだろう」と今でも思います。信じることと確認することは、別の話です。
趣味で出会って地方移住を選んだ話


私は東京育ち、29歳。婚活アプリ歴3年、合コン数え切れず、パーティーも紹介も試しました。でも全部うまくいかなかった。
付き合いかけた人に「やっぱり結婚はまだ」と言われたのが2回、連絡が突然途絶えたのが3回。正直、もうとっくに心が折れていました。「私、何かおかしいのかな」って夜中に何度も自問した。
そんな時期に、登山のSNSコミュニティで彼と知り合いました。最初はただの情報交換でした。「この山、いい景色ですね」「そのルート、私も先週行きました」みたいな、ライトなやりとり。
恋愛を意識するつもりはなかった。婚活で疲れていたから、むしろそういう純粋な交流が心地よかったんだと思います。
でも話し続けるうちに、価値観が合いすぎることに気づき始めました。山の楽しみ方、自然への向き合い方、時間の使い方。「この人の感覚、なんか同じだな」って思う瞬間が増えていって、気づいたら毎日メッセージを楽しみにしていました。
ただ、彼は長野在住。距離がある。一瞬躊躇しましたが、会ってみたくて、思い切って声をかけました。



今度一緒に山に登りませんか。北アルプスの縦走、ずっと誰かと行きたかったんです。
一緒に登った一日で、ほぼ全部が決まりました。歩くペース、話すタイミング、休憩の取り方、すべてが自然すぎて怖いくらいだった。そして驚いたのが、彼の仕事でした。
地元の優良メーカーに勤める技術職で、年収は530万円。地方ではかなり高い水準です。派手さはなく、堅実で、着実に貯金している人でした。
東京で3年間探し続けて見つからなかったものが、趣味のコミュニティに1人だけいた。その事実に、しばらく頭が追いつきませんでした。結婚を意識したとき、私に「地方へ移住する決断」が必要でした。
正直、怖かった。東京を離れることへの不安もあった。でも今の生活、東京での孤独な一人暮らしよりずっと心地いいんです。
あのとき私が設定していた条件は「年収500万以上・都内在住・30代前半」。彼は一つも当てはまりませんでした。それでも今、一番幸せです。
条件が正しいとは限らない。自分が本当に必要なものを見誤っていたんだと、今ならわかります。
婚活疲れで心が折れかけた話


私が31歳になった頃、婚活疲れの最底辺にいました。アプリでマッチングして、1週間メッセージをして、やっと会えたと思ったら「なんか違う」と次の日に既読無視。合コンに行けば最初だけ盛り上がって、その後は誰からも連絡なし。
紹介してもらった人とは2回で終わり。気づいたら「もう恋愛とかどうでもいいから、安定した人と結婚したい」とだけ思うようになっていました。
スペックが高い人ほど遊び慣れているという経験則が体に染み込んでいて、「真剣に向き合ってくれる人って、この世にいるのかな」と本気で思い始めていました。朝の電車に乗りながら、カップルを見るたびに胃がキリキリした。「なんで私だけ」って気持ちは、言葉にするのも恥ずかしいけれど、ずっとそこにありました。
そんな状態で、友人に誘われて地元の小さな婚活イベントに行きました。期待はゼロ以下。「どうせ微妙な人しかいないでしょ」という気持ちを引きずりながら会場に入った。
そこにいたのが彼でした。派手さは一切ないけど、目を見て、ちゃんと話を聞いてくれる人。30代半ばの市役所勤務、年収約520万円。飛び抜けた数字ではないけど、話を聞いていたら「この人と一緒にいたら、ちゃんとした家庭が作れそう」とじわじわ感じ始めました。



あの、連絡先交換してもいいですか。また話したくて。
付き合ってみて驚いたのは、とにかく誠実なことでした。デートの場所も会う時間も次の予定も、全部ちゃんと考えてくれる。「次、いつ会える?」を私から言わなくていい。不安にさせない。焦らせない。適当に扱われない。たったそれだけのことが、こんなに心を落ち着かせるんだと初めて知りました。
いままで「追いかける恋愛」「ドキドキする関係」にこだわって遠回りしていたんだと気づきました。「安心できる恋愛」の方が、ずっと大事でした。今は真剣交際中で、来年には結婚を考えています。
あのとき気持ちを少しだけ緩めて、「条件の良さ」より「信頼できそうな人」を選んでみたことで、人生が変わりました。
合理主義な私が紹介制で変わった話


私は元々、恋愛体質じゃないタイプです。感情で動くのが苦手で、何事も費用対効果で考える。だから婚活もアプリから入りました。
出会いの母数が多くて、効率的に見えたから。でも30歳になった頃、アプリ婚活の非効率さに限界を感じていました。マッチングして1週間メッセージして、実際に会ったら「写真と全然違う」。その繰り返しに、じわじわと時間が溶けていきました。
1回のデートに費やす準備・移動・時間を計算すると、半年で40時間以上を「無駄なデート」に使っていた。それが分かった瞬間、本当に気分が悪くなりました。「私、何してるんだろう」という感覚が息ができないくらい重くのしかかって、そのまま一晩中眠れませんでした。
そこで、紹介制の婚活サービスに切り替えることにしました。「会員制・書類提出あり・カウンセラーの介入あり」の、いわゆるちゃんとしたやつ。登録してみて驚いたのは、男性のプロフィールの情報の濃さでした。
年収証明・職業証明・学歴証明、全部提出済み。そして、みんな最初から「結婚を前提に」というスタンスで来ている。



次の方とはちゃんと考えたいと思っています。最短で動きたいので、率直に話せると助かります。
そこで出会った彼は35歳の会社員、インフラ系企業の技術職、年収約540万円。見た目は普通。でも受け答えに知性と誠意があって、「結婚」に対して迷いが一切ない人でした。
2回目のデートで「ちゃんと考えたいと思っています」と言われたとき、「この人とは最短ルートで進める」と直感しました。
出会って3ヶ月で真剣交際、今は結婚準備中です。紹介制のサービスが全て完璧だとは思いません。でも少なくともアプリで時間を溶かすより、はるかに建設的でした。
婚活は「出会いの質」と「時間の使い方」が全てです。どこで出会うかを変えるだけで、婚活の密度は別物になります。
結婚相談所で半年スピード婚の話


29歳の頃、私は本当に男性不信でした。アプリで出会った人に2回騙され、付き合った人には「やっぱり結婚はまだ早い」と3年間引き伸ばされて別れた。「もう男なんて信用できない」というのは、感情的な言葉じゃなくて、体験から導き出した結論でした。
30歳が近づくにつれて、夜中に布団の中でじっと天井を見ながら「このまま一生ひとりになるのかな」って考える日が増えていきました。
そんなとき、友人に「そこまで言うなら担当者がつく結婚相談所にしなよ」と言われました。最初は「それは負けでしょ」と思いました。でも、心のどこかで「このままアプリで消耗し続ける方が、よっぽど負けじゃないか?」という声もありました。
「このままアプリで消耗してる方が、よっぽど負けじゃね?」その考えが勝って、半信半疑でIBJ系の結婚相談所に登録しました。最初に紹介された彼のプロフィールを見て、目を疑いました。
32歳、公務員、年収510万、実家暮らしで貯金多め、非喫煙者、趣味は料理とサウナ。「詐欺じゃないよね?」と本気で思いました。



次の相手とは結婚を前提に考えています。付き合ったら真剣に進めていきたいので、よろしくお願いします。
実際に会ってみたら、アプリで会ってきた「営業スマイル男」たちとは全然違う人でした。派手さゼロ。でも、話を聞いてくれる。
約束を守る。私が不安になるスキを与えない。毎週会ってくれて、LINEも途切れない。「この人、ちゃんと本気だ」とじわじわ確信が深まっていきました。
付き合って3ヶ月でプロポーズ。半年で成婚退会。今は一緒に住んでいて、毎日が穏やかです。
派手さはないけれど、あの地獄みたいな婚活沼から抜け出せたことが、何よりも幸せです。本気の人しかいない環境って、最高に効率いい。私みたいに、男を見る目がなくて何回も痛い目を見た人こそ、成婚実績のある結婚相談所は向いていると思います。本当に。
よくある質問(FAQ)10問


アプリに年収詐称男が多い理由は?
マッチングアプリは年収が自己申告で、証明書の提出がないからです。前職の年収をそのまま書いている人も珍しくありません。実例はマッチングアプリの年収が嘘だった話にまとめました。
年収500万円って低いですか?
男性の給与所得者ぜんぶで見ると、年収500万円超は51.0%なのでちょうど真ん中あたりです。低くはありません。ただし25〜34歳の未婚男性に絞ると上位15.1%になるので、若い世代では十分に高いほうです。
年収500万円は上位何%ですか?
分母で変わります。男性の給与所得者ぜんぶなら年収500万円超が51.0%いるので、ちょうど真ん中あたり(500万円以下が49.0%)です。25〜34歳の未婚男性なら上位15.1%、25〜29歳の未婚男性なら上位11.8%になります。
年収500万円を超えるのは何歳ですか?
男性の平均給与が500万円を超えるのは30〜34歳(511.6万円)からです。ただし平均は高年収の人に引っ張られます。未婚男性で実際に500万円以上に届いているのは30〜34歳で20.2%、35〜39歳で23.4%です。
旦那の年収はいくらが理想ですか?
生活スタイル次第です。共働き前提なら400〜500万円台で十分成り立ちます。専業主婦を希望するなら600万円台からが安心ラインです。先に働き方を決めてから年収の条件を決めてください。
年収500万円だと結婚は無理ですか?
無理ではありません。夫500万円+妻350万円なら世帯850万円になり、都市部でも子ども1〜2人は現実的です。きつくなるのは専業主婦+子ども2人を都市部で、というパターンです。
年収500万円は夢見すぎですか?
住んでいる場所と相手の年齢によります。東京都の25〜34歳の未婚男性なら30.5%が該当するので夢見すぎではありません。一方で秋田県だと4.3%なので、その場合はかなりの高望みになります。全国平均を超えるのは47都道府県のうち6都府県だけです。
年収500万円の男性はモテますか?
婚活市場では条件を満たす側なので有利です。ただし出生動向基本調査だと、女性で相手の経済力を「重視する」と答えたのは36.3%、「考慮する」が55.3%、「あまり関係ない」が7.2%でした。同じ調査で女性が「重視する」と答えた割合は人柄が88.2%でトップなので、年収だけで決まるわけではありません。
年収500万円の男性の割合は?
男性の給与所得者ぜんぶでは51.0%が年収500万円超です。25〜34歳の未婚男性に限ると15.1%(所得不詳を除くと15.4%)、地域別では東京都30.5%・秋田県4.3%と大きくひらきます。
年収400万円は普通じゃないですか?
25〜34歳の未婚男性だと年収400万円以上は34.9%で、500万円以上の2.3倍います。この年代の中央値は300万円台なので、400万円のほうが「普通」に近い水準です。
まとめ:年収500万以上の男性は一握り。でも住む場所で約7倍変わる


最後に、この記事の要点をまとめます。
- 一握りかは分母で3倍以上変わる
- 男性全体51.0%/未婚男性15.1%
- 東京30.5%、秋田4.3%で約7倍差
- 全国平均を超えるのは6都府県だけ
- 400万円に下げれば候補は2.3倍
- 年齢を5歳広げると約2.1倍
- 手取りは約390万円。共働きが前提
- 9割の女性が経済力を気にしている
つまり、年収500万以上の男性は一握りです。ただし住んでいる場所で約7倍、条件の引き方で2倍以上変わります。
お金をかけずに今日からできることを、効く順に3つ並べておきます。
- 対象年齢を3〜5歳広げる(約2.1倍)
- 共働きか専業かを先に決める
- 身長・学歴より先に外す条件を選ぶ
この3つはタダです。年収の条件を下げる前に、まずここを見直してください。
そのうえで「年収だけは絶対に譲れない」なら、証明のある場所を使うのが早いです。母数が15%しかない条件を、自己申告のプロフィールで探し続けるのはしんどいので。
もっと上の年収帯を狙いたい人は年収1000万以上の男性と結婚した女性の共通点も読んでみてください。



年収500万円の男性と出会うコツは、努力より場所選びです。母数が15%しかない条件なら、なおさら場所で差が出ます。




