
婚活から降りるかどうかを、その日の気分で決めないでください。
申し込んでも会えない。会えても二回目がない。減るのは貯金と時間だけ。そこまで来ると、続ける理由もやめる理由も自分の言葉では出てこなくなります。
この記事は、退会や休会のボタンの前で手が止まっている男性に向けて書きました。気合いの話はしません。IBJが公表した成婚退会19,112名の実数から、休む・方法を変える・やめるの線を引きます。
\最初に結論/
やましょ僕も相談所とアプリを行き来していた時期がありますが、しんどさの正体は「いつまで続けるのか決めていないこと」でした。
参考記事:【3社実体験】IBJ加盟店の大手結婚相談所おすすめランキング10選|2026年9月最新
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婚活から降りる前に見ておきたい3つの数字
降りるかどうかは、気分ではなく数字で判断できます。IBJが2025年に成婚退会した19,112名の活動データから、使える数字を3つだけ抜き出しました。
順に見ていきます。
お見合いは25回が上限
IBJの成婚白書には、お見合い回数ごとの「成婚に届いた割合」が載っています。ピークは10〜12回で45.8%。ここを過ぎると割合は頭打ちになり、回数だけ積んでも成婚率は上がりません。
そして成婚した人の8割は「お見合い25回以内×交際180日以内」に収まっています。白書はこの範囲をゴールデンゾーンと呼んでいます。
つまり、25回を超えても交際に進めていないなら、足りないのは回数ではなく方法のほうです。そこから同じやり方で30回、40回と重ねても、確率は戻ってきません。
逆に、まだ10回に届いていない段階で「向いていない」と結論を出すのは早すぎます。
IBJが公式に出している男性の成婚者像も、お見合い11回が中央値です。白書の分母は2025年1月1日から12月31日に成婚退会した19,112名(男性9,569名・女性9,543名)です。
交際は180日が上限
もうひとつの軸が交際日数です。白書は交際について、120日を境に成婚への熱量が冷め始めると書いています。そして成婚者の8割は交際180日以内で決着しています。
お見合いから4ヶ月たっても結婚の決断ができていない相手は、そこからさらに半年かけても結論が変わりにくい、ということです。
婚活が長引く人ほど、この120日から180日の帯を何度も往復しています。毎回いい人には出会えるのに、決めきれないまま終わる。それを3回繰り返せば1年半が消えます。
交際が180日を超えたら、相手ではなく自分の決め方を疑う。IBJ公式の男性の成婚者像でも、交際日数の中央値は125日です。これが白書の数字から引ける2本目の線です。
在籍は長いほど不利
成婚した人と、成婚せずに退会した人を比べた図もあります。そこでは成婚者のほうが約5ヶ月早く相談所を出ていることが示されています。IBJが公式に出している男性の成婚者像は、在籍276日(約9.2ヶ月)です。
長く在籍するほど成婚に近づく、という関係は白書の数字には出ていません。むしろ決まる人は早く決まって出ていきます。
ここが婚活の残酷なところで、粘ること自体は成果につながらないのに、粘っている実感だけは毎月積み上がります。在籍1年を超えたあたりで一度立ち止まるのは、根性の問題ではなく確率の問題として正しい判断です。
参考記事:【婚活1年以上】結婚相談所の長期会員から抜け出す人がやっていた5つのこと


婚活から降りる男性は本当に増えているのか
「男性が婚活市場から撤退している」という話をよく見ます。自分がやめようとしているときほど気になるので、実数で確かめました。
| IBJの指標 | 2025年12月期 | 前年比 |
|---|---|---|
| 登録会員数 | 104,859名 | +11.4% |
| 加盟する相談所数 | 4,766社 | +5.9% |
| 成婚組数 | 20,970組 | +27.9% |
順に見ていきます。
会員数は過去最高を更新
IBJが2026年2月に出した2025年12月通期の決算説明資料を見ました。加盟する結婚相談所は4,766社(前年比5.9%増)、成婚組数は20,970組(同27.9%増)で、初めて2万組を超えています。そして登録会員数は104,859名で、前年から11.4%の増加です。
資料には「主要KPI過去最高値をマーク:結婚相談所数、IBJ登録会員数、成婚組数」と書かれています。
つまり市場そのものは縮んでいません。男性が丸ごと抜けているなら会員数も成婚組数も落ちるはずですが、実数は逆に動いています。撤退が増えているという話は、少なくともIBJネットワークの数字では確認できません。
男女比は男性のほうが多い
「女性余り」という言い方もよく聞きますが、IBJが公式に出している会員データは逆です。2026年4月時点の男女比は男性55.5%・女性44.5%で、男性のほうが多い状態です。
2025年に成婚退会した19,112名の内訳も、男性9,569名・女性9,543名でほぼ同数でした。
人数の話であなたが不利になっている事実は、数字の上では出てきません。だからこそ、うまくいかない理由を「市場が壊れているから」で片づけると、変えられるはずの一点を見落とすことになります。
会えない体感は正しい
人数は減っていない。それでも「申し込んでも会えない」という感覚は正しいです。数が足りないのではなく、申し込みの流れが一方向だからです。
成婚白書のとおり、男性の申込数は女性の約2倍、申受数は女性の約1/3。男性は自分から送らないと何も始まらず、そのぶん断られる回数も自動的に増えます。
つまり減っているのは人数ではなく、1回の申し込みが返ってくる確率のほうです。ここを取り違えると、市場のせいにして休むか、自分のせいにして潰れるかの二択になります。実際に効くのは、次の章から出てくる構造の話です。
メンタルがやられる原因は性格ではない
婚活で心が削れるのは、気が弱いからでも打たれ弱いからでもありません。削れる場所は決まっていて、そこは全員に同じようにあります。
ひとつずつ見ていきます。
申し込んでも会えない


白書の数字がそのまま構造を説明しています。男性の申込数は女性の約2倍、一方で申受数は女性の約1/3。自分から動かないと出会いが発生しない側にいる、ということです。
20件送って1件成立、という月が続けば、成立しなかった19件の記憶だけが残ります。これは能力の問題ではなく、申し込む側と申し込まれる側で受け取る否定の量がそもそも違うという構造の問題です。
成婚した人と退会した人を比べると、申込数は男性で21件多く、お見合い数は4倍という差がついています。動いた人が決まっているのは事実ですが、その過程で受ける「返事なし」の量も4倍になっていることは、誰も先に教えてくれません。
会った瞬間に値踏みされる


婚活の場は、プロフィールという先入観を持った相手と対面するところから始まります。年齢、年収、身長、勤務先。会う前に数値化されたものが、席についた瞬間に目の前で答え合わせされる。
これを月に何度も繰り返すと、自分という人間が条件表に見えてくる時間が長くなっていきます。
減点されているのは人格ではなく、条件表の一行です。そこを切り分けられないと、断られるたびに存在ごと否定された感覚になります。婚活で消耗している男性の多くは、この切り分けができない状態で半年、一年と走り続けています。
費用と時間だけが減る
相談所なら登録料と月会費、そこにお見合いのお茶代と交通費が積み上がります。エン婚活エージェントを例にすると、登録料33,000円(税込)、月会費16,500円(税込)。1年活動すれば、それだけで20万円を超えます。
成果がゼロでも支出は毎月同じ額だけ出ていきます。成果ではなく支出だけが確実に積み上がるのが婚活の構造で、これが自己否定と直結します。
土曜の午後がまるごと消えて、残ったのは領収書だけ。それが半年続いた時点で、多くの人が「もう無理だ」と感じます。ここで折れるのは弱さではなく、投資と回収の感覚が正常に働いている証拠です。
参考記事:【総額で比較】安い結婚相談所おすすめ10選|3社使った僕の本音


脈ありが前触れなく消える


二回目、三回目まで進んで、手応えもあった。なのに次の連絡で終わる。婚活ではこれが普通に起きます。
相談所には仮交際という同時進行の仕組みがあり、相手が他の候補と比べているのは制度上むしろ正常です。真剣交際に進むまで、選ばれていないのは全員に共通しています。
それでも、理由が説明されないまま終わる経験を重ねると、「どこが悪かったのか」を自分の中で延々と探すことになります。答えの出ない問いを繰り返すことが、婚活で一番メンタルを削る行為です。
相談できる相手がいない


婚活していることを職場でも友人にも言っていない。この状態の男性はかなり多いです。
断られた話も、費用の話も、誰にもできない。結果として自分の頭の中だけで評価と反省が完結してしまいます。一人で回す反省会は、必ず自分に不利な結論に着地します。
相談所の担当者に話すのが最短ですが、担当との相性が悪いと逆効果になることもあります。担当に相談しても消耗するだけなら、相談所を変えることも立派な打ち手です。一人で抱えたまま続けるより、話せる相手がいる場所に移るほうが早く回復します。
参考記事:婚活アドバイザーの発言がきつい?気にしないコツと最短で結婚するために大切な考え方


メンタルやられる前のサイン
限界に近づくと、決断する前に生活のほうに変化が出ます。当てはまるものがあれば、判断ラインを見る前に休むほうが先です。
ひとつずつ見ていきます。


マッチングアプリを開くのが怖くなる


通知が来ているのに開けない。開いても、いいねの数を確認する前に閉じてしまう。
ここまで来ると、アプリは出会いの道具ではなく採点表になっています。道具が採点表に変わった時点で休むサインだと考えてください。
デートの予定があるのに憂うつ


本来なら楽しみなはずの予定が、義務の予定に変わっている状態です。
前日から気が重い、当日の朝にキャンセルの理由を探している。この段階で会いに行っても、相手にも消耗が伝わるので成果は出ません。
LINEのやり取りに神経質になる


既読がつくまで何度も画面を確認する。文面を10分書き直す。
やり取り自体がストレス源になると、婚活そのものにネガティブな感情が結びつきます。相手ではなくスマホと戦っているなら、いったん離れたほうがいいです。
自分を否定された気持ちになる


マッチしない、いいねが返らないだけで「自分に価値がない」と感じてしまう。
婚活は結果が数字で見えるぶん、ダメージが直接入ってきます。数字は相手との相性の記録であって、人間の評価ではありません。
成婚した人の話を素直に喜べない


友人やSNSの「結婚しました」を見るたびに気持ちが沈む。なぜあの人が先なのか、と考えてしまう。
これが続くと他人と比べる癖が固定され、自分のペースが完全に見えなくなります。人の成婚が痛いなら、SNSより先に婚活を止めるのが順番です。
「休む・変える・やめる」の判断ライン
ここまでの数字とサインを、そのまま行動に変換します。迷ったら次の表の上から順に当てはめてください。


| いまの状態 | 数字の目安 | 取る手 |
|---|---|---|
| 眠れない・通知が怖い | 数字以前の問題 | すぐ休む |
| お見合いが10回未満 | ピーク帯に届いていない | そのまま続ける |
| 10〜25回で交際に進まない | 成婚率のピークを通過 | 方法を変える |
| 25回超・交際180日超 | 成婚者8割の範囲の外 | 場所を変えるか休む |
| 在籍1年超で手応えなし | 男性は約9.2ヶ月で成婚 | 休んで組み立て直す |
この表はIBJの相談所データなので、そのまま使えるのは相談所で活動している人だけです。アプリやパーティーが主戦場なら、次のように読み替えてください。
| 相談所の指標 | アプリでの読み替え | 数えないもの |
|---|---|---|
| お見合い25回 | 実際に会えた25人 | いいね数・マッチ数 |
| 交際180日 | 初対面から180日 | やり取りだけの期間 |
| 在籍約9.2ヶ月 | 課金していた月数 | 入れっぱなしの休眠期間 |
読み替えの軸は「会えた人数」です。いいねやマッチの件数は、何回やっても判断材料になりません。会う手前で消える数を積んでも、自分がどこにいるのかは分からないままです。
なお、この対応づけは白書に書かれている数字ではなく、同じ「実際に会った回数」で揃えるための本記事の読み替えです。
自分がいま何回目かは、相談所ならマイページの活動履歴に出ています。見当たらなければ、担当者に「これまでのお見合い成立数と交際期間を教えてください」と聞けば出してもらえます。アプリなら、カレンダーをさかのぼって実際に会った日を数えるのが一番早いです。



相談所3社とアプリ5つを回った僕がいま思うのは、当時いちばん足りなかったのは根性ではなく「何回やってダメなら変えるか」を先に決めておくことだったということです。
それぞれ見ていきます。
いま休むべき人


眠れない、食欲がない、通知を見るのが怖い。ここに当てはまるなら、数字を見る前に止めてください。判断ラインは体調が正常なときにしか機能しません。
やることは3つです。アプリの通知を切る、相談所に休会を申し出る、入っている予定をキャンセルする。物理的に距離を取ることが最優先で、気持ちの整理はそのあとで勝手についてきます。
休む期間に決まりはありませんが、「誰かと会ってみたいな」と自然に思えるまで戻らないほうが結果的に早いです。眠れない状態が2週間以上続くなら、婚活の話とは切り離して心療内科を選択肢に入れてください。
方法を変えるべき人
体調に問題はなく、苦しいのは「お見合いが組めないこと」だけ。この人は休むより先に方法を変えたほうが早く抜けられます。
変えるのは3つのうちどれかです。写真、プロフィール文、申し込む相手の層。回数を増やすのは最後です。白書のとおり10〜12回を過ぎると回数では確率が上がらないので、同じ条件で件数だけ足しても結果は変わりません。
担当者に「この3ヶ月で何を変えるか」を具体的に決めてもらうところまでやって、それでも動かないなら相談所そのものが合っていない可能性が高いです。
参考記事:【本音暴露】結婚相談所スタッフの裏事情|働いていた人が語る担当の当たり外れ


やめてもいい人
結婚したいという気持ちが、もう自分の中から出てこない。周囲や親から言われたから始めただけで、止めた瞬間に安心する。この状態ならやめて構いません。
やめることは逃げではなく、期限を切る決断です。婚活は続けているだけで前進しているように見えるので、やめる判断のほうがむしろ難しい。
ただし、退会の手続きに入る前に次の章の休会だけは確認してください。「もう二度とやらない」と決めきれていないなら、退会は損になります。
参考記事:結婚相談所をやめてよかった?3社使った感想と退会前に引く撤退ライン


降りる前に知る休会と退会の違い
降りると決めた人がいちばん損をするのが、休会を知らないまま退会することです。この2つは戻ってくるときのコストが大きく違います。
| 項目 | 休会 | 退会 |
|---|---|---|
| 会員資格 | 残る | なくなる |
| プロフィール | 非公開で保管 | 消える |
| お見合い・検索 | 停止 | 停止 |
| 担当者への相談 | 続けられる場合あり | できない |
| 再開時の手続き | 連絡だけで戻れる | 登録からやり直し |
| 費用 | 減額された月会費 | 0円 |
順に見ていきます。
休会でできること
休会は、会員のまま活動だけを止める仕組みです。プロフィールは非公開になり、検索もお見合いの申し込みも申し受けも止まります。それでも在籍そのものは続くのが退会との決定的な差です。
エン婚活エージェントの場合、毎月25日までに申し出れば翌月1日から休会でき、休会中も専任アドバイザーへの相談は続けられると公式に案内されています。
ただし休会のルールは相談所ごとにまったく違います。期間の上限、回数の制限、休んだ分だけ契約期間が延びるかどうか。ここは一般論では決まらないので、必ず自分の契約書か担当者に確認してください。休会分が延長されない相談所だと、戻ったときに更新料が発生することがあります。
退会で失うもの
退会は契約そのものを終わらせる手続きです。プロフィールも、これまでのお見合い履歴も残りません。
再開するときは、多くの相談所で登録料をもう一度払い、独身証明書や収入証明などの書類も出し直しになります。写真も撮り直しになることが多く、戻るまでに数万円と数週間かかります。
この負担があるせいで、「また始めよう」と思った時点で足が止まる人がかなりいます。二度とやらないと言い切れないなら、退会は選ばないほうが得です。
費用はどう変わる
休会中も月会費は完全にゼロにはならないのが一般的です。エン婚活エージェントは休会期間中の月会費を6,500円(税込7,150円)と公式に出しています。通常の月会費16,500円(税込)と比べると半分以下になります。
3ヶ月休んだ場合、通常なら49,500円かかるところが21,450円。差額は28,050円です。退会して再登録するより安く戻れる計算になります。
ここまでの条件は相談所によって変わるので、いま入っているところの休会条件が悪いなら、休会しやすい相談所に移るのもひとつの手です。
担当への伝え方の文例
降りると決めた人が最後に詰まるのが、担当者への伝え方です。先に結論を言うと、理由を細かく説明する義務はありません。休会か退会か、どちらにするかだけ先に言えば話は長くなりません。
そのまま使える言い方を3つ置いておきます。
休むだけにしたいとき。
「一度活動を止めたいので、休会の手続きと再開の条件を教えてください」
理由を聞かれたくないとき。
「仕事の都合で当面時間が取れないので、来月から休会でお願いします」
完全にやめるとき。
「今回で退会にします。退会日と、返金や違約金の有無だけ確認させてください」
引き止められても、こちらから理由を足す必要はありません。休会にするか退会にするかを、その場で決め直さないこと。担当者に相談して決め直すのは、体調が戻ってからで間に合います。
休会の申し出には締切があります。エン婚活エージェントなら毎月25日までの申し出で翌月1日から。ここを1日過ぎると休会の開始が1ヶ月ずれ、その分は通常の月会費がかかります。
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婚活を続けるなら変える5つのこと
休んだあとに戻る人、方法を変えると決めた人向けです。気持ちの持ち方ではなく、運用のほうを変えます。
順に見ていきます。
婚活を義務にしない
「早く結婚しなきゃ」で動いている限り、うまくいかない日がすべて失点になります。婚活は人生の選択肢のひとつという位置に戻すだけで、受けるダメージの総量が変わります。
結果でなく行動を見る
婚活の結果は相手ありきで、自分では動かせません。動かせるのは申込件数、プロフィールの更新、写真の差し替えだけです。
自分で動かせるものだけを記録して評価する。これをやるだけで、断られた回数が成績表に見えなくなります。
相談できる人を作る
一人で回す反省会は、必ず自分に不利な結論で終わります。婚活経験のある友人、同性の仲間、相談所の担当者。誰でもいいので外に出す先を持ってください。
担当者に話しても消耗するだけなら、相談所を変えるのが早いです。
SNSと距離を取る


結婚報告が集中する年末年始と春は、婚活中の人にとって最も刺さる時期です。
完全に断つ必要はありませんが、落ちている時期だけは見る回数を減らす。それだけで比較にかかる時間がかなり減ります。
婚活オフの期間を作る


毎週アポを入れ、常にアプリを開いていると必ず燃え尽きます。2週間から1ヶ月のオフを先に予定として入れてしまうのが確実です。
メリハリをつけたほうが長く続けられるのは、在籍が長い人ほど成婚から遠いという白書の数字とも矛盾しません。
参考記事:結婚相談所のibj以外おすすめ7選|3社利用した僕が比較【2026年9月最新情報付き】


休会が使える相談所なら、この「オフ」を制度として取れます。いま入っているところで休みにくいなら、無料相談で条件だけ比べておくと動きやすくなります。
【体験談】一度降りてから結婚した男性5名
一度は婚活を止めた男性5名に、止めた時期と戻った理由を書いてもらいました。全員、休んだあとに方法を変えて結婚しています。
ひとりずつ紹介します。
離婚後に再婚を決めた話


40歳、製造業の生産管理です。38歳で離婚しました。
婚姻中は家事も分担していたし、給料の大半は家に入れていた。それでも妻からは「会話がない」「気持ちを共有しない」と言われて終わりました。
離婚から4ヶ月でアプリを入れましたが、バツイチと書いた途端に反応が消えます。メッセージが続いても、離婚歴の話をした次の日から返事が来なくなる。3ヶ月でアプリを全部消しました。
そこから1年は何もしていません。焦って動いた時期より、止めていた1年のほうが変化がありました。地元の草野球チームに入って、週末に人と話す時間ができたのが大きかった。
再開したのは相談所です。担当の方に「前の結婚で何が起きたのか、相手の言い分のほうを書き出してください」と言われて、初めて元妻の側から自分を見ました。
怖かったのは再婚ではなく、変われていない自分でもう一度失敗することでした。それが言葉になった時点で、申し込みのハードルが一気に下がりました。
今の妻とは、お見合い14回目で出会っています。交際に入って5ヶ月で成婚退会しました。再婚して1年半、いまのところ会話は毎日あります。
半年休んでから再開


34歳、地方公務員です。
アプリを2年やって、いいねを送った数はたぶん1,500を超えていました。マッチしても3往復で止まる。会えたのは2年で9人だけ。
限界を感じたのは、通知が来た瞬間に胃が重くなったときです。楽しみのはずの連絡が、成績発表みたいになっていた。道具だったはずのアプリが、自分を採点する装置に変わっていました。
そこで半年、完全に止めました。婚活の話題も自分から出さない。代わりに資格の勉強を始めて、講座で同じ受講生と喋る機会が増えました。
再開のときに変えたのは写真だけです。友人に頼んで撮り直してもらい、照明のある場所で笑っているものに差し替えました。マッチ率は明らかに上がって、再開2ヶ月で今の妻と会っています。
半年休んだことを遠回りだとは考えていません。止めた期間がなければ写真を直す発想も出てこなかったはずです。去年の秋に入籍しました。
初めての彼女が妻に


38歳、システムエンジニア。交際経験はゼロのまま37歳になりました。
婚活パーティーに通い始めたものの、最初の1年はカップリングが一度もありません。会話が続かず、沈黙が怖くて自分の仕事の話を延々としてしまう。帰り道で毎回、口の中が乾いていたのを覚えています。
17回目のパーティーの帰りに、もう来ないと決めました。向いていないという結論ではなく、これ以上ここで確かめる意味がないという判断でした。
半年空けて、次に選んだのは相談所です。経験がないことを最初に担当者へ伝えたら、会話の練習に3回付き合ってくれました。「趣味を語るな、相手の話を7割聞け」と言われて、それだけを守った。
お見合い6回目の方と交際に入り、そこで初めて彼女ができました。38年かかりましたが、変えたのは場所と聞く割合の2つだけです。
交際4ヶ月で成婚退会し、その方と今年結婚しました。
婚活仲間に支えられた


36歳、住宅設備の営業です。
相談所に入って10ヶ月、お見合いは22回組めたのに真剣交際まで進めませんでした。仮交際に入っても、3週目あたりで必ず連絡が途切れる。理由は教えてもらえないので、毎回自分の中で犯人探しが始まります。
一番きつかったのは費用です。成果はゼロなのに、月会費と交通費だけは毎月同じ額だけ出ていく。手帳に金額を書き出して、これを何ヶ月続けるのかと計算した夜に手が止まりました。
救われたのは、相談所が開いていた会員向けの座談会です。同じ状況の男性が5人いて、全員が同じところで詰まっていた。自分だけが失敗しているわけではないと知っただけで、翌週から動けるようになりました。
その後は座談会で知り合った人と月1回情報交換を続けています。写真を撮り直したのも、プロフィールの職業欄を具体的にしたのも、そこで出た話です。
成婚したのは入会から1年4ヶ月目。予定よりだいぶ長くかかりましたが、止めずに済んだのは話せる相手ができたからだと考えています。
完璧主義を手放した話


42歳、医療事務の管理職です。
アプリでも相談所でも、常に「隙のない自分」を用意して臨んでいました。服装も会話のネタも前日に組み立てる。当日にうまく話せなかった日は、帰宅してから反省点を箇条書きにしていました。
それを2年続けて、体重が7キロ落ちました。完璧に準備するほど、当日の自分が減点対象にしか見えなくなる。
止めたきっかけは健康診断です。数値を見た医師に生活を聞かれて、婚活の話をしたら「一回やめなさい」と言われました。そこで3ヶ月休会しています。
カウンセリングで言われたのが「自分を許す練習から始めましょう」でした。意味が分からないまま、うまくいかない日に声に出して「今日はこれでいい」と言うようにした。
復帰後のお見合いで、初めて「今日あんまり調子よくないんですよね」と正直に言えました。すると相手も本音を出してくれて、会話が初めてキャッチボールになった。手放すべきだったのは完璧な自分ではなく、完璧でない自分に価値がないという思い込みのほうでした。
その方と交際3ヶ月で成婚し、いまは共働きで暮らしています。



5人とも共通しているのは、根性で乗り切ったのではなく、一度止めてから場所か方法をひとつだけ変えている点です。
婚活でメンタルやられる男性に関するよくある質問


婚活から降りる男性はどれくらい活動した人が多い?
IBJの成婚白書では、成婚した人は退会した人より約5ヶ月早く相談所を出ています。IBJ公式の男性の成婚者像は在籍276日(約9.2ヶ月)です。
長く在籍するほど成婚に近づくわけではない、というのが白書の数字です。
お見合いは何回でダメなら方法を変えるべき?
成婚に届いた割合のピークはお見合い10〜12回で45.8%。IBJ公式の男性の成婚者像もお見合い11回が中央値です。
10回を超えて交際に進めていないなら、回数ではなく写真・プロフィール・申し込む層のどれかを変える段階です。
休会と退会は何が違いますか?
休会は会員のまま活動だけを止めることで、検索やお見合いは停止しますが在籍は続きます。退会は契約そのものを終わらせる手続きで、プロフィールも活動データも残りません。
再開の予定が少しでもあるなら、まず休会が使えるかを契約書で確認してください。
休会中に在籍期間や会員資格はどうなる?
相談所ごとに違います。休会分だけ契約期間が後ろにずれるところもあれば、延びずに更新料が発生するところもあります。
エン婚活エージェントは毎月25日までの申し出で翌月1日から休会でき、休会中の月会費は6,500円(税込7,150円)と公式に案内されています。
一度やめてから再開すると何をやり直す?
退会だと登録料や書類の提出をもう一度やることになる相談所が多く、写真も撮り直しになりがちです。
休会なら、再開の連絡だけで元のプロフィールから動かせるのが一番の違いです。
婚活から降りる男性は本当に増えている?
実数では確認できません。IBJの成婚組数は20,970組で過去最高、登録会員数も104,859名まで増えています(前年から11.4%の増加)。男女比も2026年4月時点で男性55.5%・女性44.5%と男性のほうが多い状態です。
詳しくは本文の「婚活から降りる男性は本当に増えているのか」で扱っています。
40代から再開しても間に合いますか?
IBJの年齢層ごとの成婚率では、男性は30代が最も高く、40代以降は男女とも顕著に低下します。特に男性の30〜34歳は約半数が成婚しています。
40代は不利ですが、不利なぶん休む期間を短くして、方法を変えて戻るのが現実的です。
相談所を変えるのと休むのはどちらが先?
眠れない、通知を見るのが怖いという状態なら休むのが先です。心が動く前に場所だけ変えても同じ結果になります。
体調に問題がなく、お見合いが組めないことだけが苦しいなら、休むより先に方法を変えたほうが早く抜けられます。
年収を上げないと結婚できませんか?
IBJの2025年データでは男性の成婚率は全体平均34.6%。400万円台から500万円台で平均を上回り、700万円台で安定します。
ただし800万円を超えても43〜46%で頭打ちなので、年収を上げ続けることが解決策にはなりません。
降りると決めたとき担当者にどう伝える?
理由を細かく説明する義務はありません。「一度活動を止めたいので休会の手続きを教えてください」で十分です。
引き止められても、休会か退会かの結論だけ先に伝えれば話は長くなりません。
まとめ:降りるかどうかは数字で決められる


婚活から降りるかどうかは、根性でも運でもなく、手元の数字で判断できます。
お見合い10回に届いていないなら、まだ判断する段階ではありません。25回を超えて交際に進めていないなら、足りないのは回数ではなく方法です。眠れないところまで来ているなら、数字を見る前に止めてください。
そして降りると決めたときも、いきなり退会に進まないこと。休会が使えるなら、戻るときのコストは数万円と数週間ぶん軽くなります。
婚活は続けているだけで前に進んでいるように見えます。だからこそ、線を先に引いておいた人だけが、降りるのも戻るのも自分で決められます。
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